こんにちは、takです。
今回は、読書メモを残しておこうと思います。
● かくがくしかじか 東村 アキコ
作者さん自身の話で、
マンガが好きだった高校生が美大に入学して漫画家になるまでの話です。
全5巻と短いストーリーですが、
“何かを志す”とはどういうことかを教えてくれる、
おもしろい物語だと思います。
実話であるところが、
自分のこころに入ってきやすいところでもありました。
作品の中で主人公(作者さん)は、
絵画塾の先生に、スパルタっぽくひたすら絵を描くことをずっと言われつづけるのですが、
言われているときは先生の気持ちに気づかなくて、
言われなくなってから気づかされる
という話です。
“なにか一つのことをやりつづける”という感覚は、
自由が多い“令和”の時代の感覚とは違うのかもしれませんが、
僕は作者さんにとても共感できましたし、
特に今の中学生、高校生に是非読んでもらいたいと思う作品でした。
読んでいただき、ありがとうございました。