こんにちは、takです。
今回は、昨日本屋さんでたまたま目に留まったので読んでみた本の話を書いてみたいと思います。
『来場者4倍のV字回復!サンリオピューロランドの人づくり』 小巻亜矢 著
今回読んだのは、この本です(出版されたばっかりだったんですね)。
著者は、ピューロランド館長の“小巻亜矢”さんです。
まず、この方の半生に驚きました。
息子の死、離婚、病気、50歳を過ぎてからの大学院進学。
この本には“人生は「想定外」でできている”という章があるのですが、説得力を感じました。
そんな小巻さんがこの本で伝えたいことは、4つ。
● 仕事の本質は「人として成長する」ことにある
● 人はいくつになっても変われるし、無限の可能性がある
● 「自分となかよく」するのが大切
● 「人生は想定外でできている」
『ピューロランド』の経営を回復させるまでにどうやって課題を乗り越えてきたかを、“人”や“コミュニケーション”に焦点を当てて書かれているビジネス書です。
『ピューロランド』を全く知らなかった僕でも、スラスラ読める本でした。
「バックヤードこそテーマパークに!」
この本を読み終えた今1番頭に残っているのは、“女性スタッフ用トイレを改修したエピソード”です。
自分が楽しめていないと、人を楽しませることはできない
自分が笑顔でないと、人を笑顔にはできない
『ピューロランド』のメインターゲットは女性であり、その女性の気持ちが一番よく理解できる女性スタッフにとって大事な場所である“トイレ”に手を付けたというのは、“なるほどね”と感じました。
『ピューロランド』は、子どもが行く場所じゃなかったの?
僕もこう思っていました。
サンリオというと“小学生向けのキャラクター”のイメージが強いです。
僕の妹も、小さい頃『おさるのもんきち』が大好きでした。
いつもちっちゃいぬいぐるみを持ち歩いていました🐵
でも、今の『ピューロランド』は大人でも楽しめる、らしいです。
僕は知らなかったのですが、『ピューロランド』は屋内型テーマパークです。
まだ経営が悪かったときに現地を訪れた小巻さんが抱いた“気候の影響を受けないのは評価されてもいいポイントだと思った”という意見は、もっともだなと感じました。
まとめ
『オリエンタルランド』や『スターバックス』だったり、企業の“人材育成本”っていくつかあると思います。
経済も、政治も、スポーツも、みんな人が動かしているんだと改めて感じました。
課題イコール、すべて伸びしろ
by 小巻亜矢 (株式会社サンリオエンターテイメント代表取締役社長)
僕は『ディズニーランド』には行ったこともありますが、『ピューロランド』はうっすら聞いたことがある程度でほとんど知らない場所でした。
今後足を踏み入れる機会があるかは分かりませんが、この本がちょっと関心を持つキッカケになりました。
おまけ、いやメインかも
二頭身のキティちゃんもかわいいですが、四頭身のキティちゃんもかわいいなと思いました🎀
キティちゃんは、prettyでもcuteでもなく、“KAWAII”が一番お似合いだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。