僕は小さいころ、“ふざける”ことが苦手だった。
ふざけても、何も得をしない。
ふざけても、周りに迷惑をかけるだけ。
そう思っていた。
でも大人になっていくと、
“ふざける”ことが
必要なときがあるってことを
感じさせられる場面に遭遇する。
仕事でもプライベートでも。
こんな記事を読んだ。
近年を思い返せば、「良くも悪くも、真面目にサッカーをやりすぎていた」。
こういうボールが来たら、こうしなければいけない。
こういうシチュエーションでは、このプレーを選択するべきだ。
そんなセオリーに沿った振る舞いを、最優先に考えている自分がいた。
これ楽しいのか、いや楽しくないなって思ったんですよ。
マジ楽しくないと思った。
「楽しむこと」
彼はこう、表現している。
実はそれ、表向きの言い方なんですよ。
表現的には、ふざけたい、かな。
鹿島のFWと言えば、
柳沢敦、平瀬智行、鈴木隆行、金崎夢生、鈴木優磨らに代表されるように、
名前を聞くと“点取られそうだな”と感じる選手が多い気がする。
個人的に、今の土居聖真には“点取られそうだな”という怖さは感じられない。
どちらかというと、スマートなプレーをする選手のイメージ。
そう、確かに言われてみれば“真面目な”プレーが多い気がする。
後半戦の土居聖真に注目したい。