おはようございます、takです。
僕は、DAZNでサッカーを見ることが多いです。
ブログを始めてからサッカーの見方が少し変わったので、どう変わったのかを書いてみたいと思います。
OUTPUTを意識するとは?
ここでいうOUTPUTとは、“ブログの記事を書く”ということです。
ブログを書くためにサッカーを見ているわけではありませんが、最近はより“自分が気になったプレーやシーンはどこか”というのを意識して試合を見るようになりました。
僕が応援しているのはサンフレッチェ広島です。これまで20年近く、サンフレッチェの試合を見るときは“いつ点が入るかな”という視点で試合を見ることが多く、細かいプレーまで気にすることはあまりありませんでした。
また、サンフレッチェ以外の他クラブの試合はただ漠然と見ることが多かったのですが、最近は“フォーメーションは何か”、“どんな選手がいるか”、“どんな選手交代が行われるか”、“チームのプレースタイルはどうか”などを気にしながら試合を見るようになりました。
具体的に何をしているのか?
やっていることはすごく単純で、“メモを取る”ことです。
メモの取り方は、試合を観ていて自分の頭に浮かんだ感想や気になったプレーを殴り書きします。あとは、中継画面の左上に表示されている時間を書きます。加えて、中継中に紹介される、気になったデータをメモします。
最近は、試合中にリアルタイムで様々なデータが取られています。ボールポゼッションは当たり前のように数値化され、選手の走行距離やプレーエリアも、ハーフタイムの段階で紹介されます。
そのデータは、いろんな見方ができます。その試合だけの数値をみれば、絶対値として分析することができます。過去の自チームのデータと比較したり、Jリーグの他のチームと比較すれば、相対値として分析することができます。
たとえば、先週末の『広島×札幌』の試合(1-0で広島が勝利)で最も走行距離が長かったのは、広島MFの稲垣 祥選手です。走行距離は11.8kmでした。稲垣選手はこの試合で決勝ゴールを決めています。また、走行距離TOP10の中に広島の選手が3人、札幌の選手が7人というデータが出ています。
一方、『湘南×鹿島』の試合(3-2で湘南が勝利)でで最も走行距離が長かったのは、鹿島MFの白崎 凌兵選手です。走行距離は10.8kmでした。また、走行距離TOP10の中に鹿島の選手が3人、湘南の選手が7人というデータが出ています。
この2つのデータを見るだけで、いろんな思いが出てきます。
稲垣、やっぱ走ってたんやな。
札幌の選手の方が走れてたように見えたのは間違いなかったんだ。
鹿島も広島も疲れてたんかな。
などなど。
このようにサッカーをデータから読み解くと、試合結果に対していろんな分析ができます。
とは言っても、僕はまだテクニカルな見方ができないので、まずは自分が気になったプレーやシーン、データを書き留めることからやってみています。
なぜおもしろいのか?
1試合通して、いつ自分が気になるプレーが起きたのか、それがどういう結果につながったのかを探っていきます。
すると、自分なりの気づきが見えてきます。
その試合での気づきや試合の感想を周りの人を共有するためには、言葉や文字にする必要があります。
たとえば、『広島×札幌』の前半の広島の戦い方。広島は札幌に押し込まれる時間が多く、攻撃のシーンでも“体が上手く動いていない”ように僕には見えました。同じ試合をレビューしている方のブログを見ると、“セーブしていた前半”というような表現を見ました。そういう自分とは違う見方をした意見を見ると、“なるほど、そういう見方が出来るのか”となって、“おもしろさ”を感じます。体が動いていなかったのか、無理に体を動かしていなかったのか、どっちだったのかなぁと気になると、直接選手の声が聞きたくなって、試合後のインタビュー動画を見ます。すると、選手の言葉や表情から、また別の発見が出てきます。
こうやって、自分の意見をしっかり持って見るサッカーのおもしろさを、ここ1か月くらい感じています。
ブログだけじゃなく、人との会話でも楽しみを増して感じられるようになりました。
ブログを始める前も、週明け月曜日にはサッカー好きの方とサッカー談義を交わすことはありました。それが、“自分の感想や気づきを一度文字にする”という作業を行うことでより自分のサッカーに対する考えが深まり、そのサッカー談義がより濃いモノになっているように感じています。
まとめ
もちろん現地でその場の雰囲気を感じながら、刻一刻変わっていくその状況に一喜一憂しながら観戦するサッカーも面白いですが、じっくりと考えながら見るサッカーもおもしろいなと感じています。
(おまけ) 応援したい地元クラブがある幸せ
47都道府県、カテゴリーは違えどそれぞれの地域に“地元クラブ”があります。
別に広島出身でもフロンターレを応援しても良いし、広島出身じゃなくてもサンフレッチェを応援しても良いです。
それでも、自分は“自分が育った街にサンフレッチェというクラブがあって、それを応援出来ている今”を幸せに思っています。ちょっと大げさかもしれませんが、そう思います。
これからも、サンフレッチェを応援していたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。