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【J1第22節】かろうじて上位争いにしがみ付いていける、と前向きにとらえたい勝ち点1【ガンバ大阪×サンフレッチェ広島(2019.08.10)】

勝ち点1を奪いきった試合。

個人的には、改めて森島がレギュラーに選び続けられるかが分かった気がした試合。

 

ホームG大阪がボールを支配する時間が長かった前半

そんなG大阪に対して、広島が相手のスペースを消し、最後のシュートシーンで体を張って得点を取らせなかった前半。G大阪はロングボールをほとんど使わず、ディフェンスラインからパスを繋いで広島陣内に攻め込んできた。広島もボールに食いつきすぎず、上手くスペースを消しながら、最後のシュートシーンで体を張って得点を取らせなかった。でも、ゴール前のピンチでのセカンドボールへの詰めがおろそかになって、あわやというシーンも見られた。

 

最終盤まで締まった展開だった後半

後半は、広島も攻撃の形を作れるようになってきた。右サイドのハイネルからのクロスも入るようになり、ドウグラスにボールが収まるようになった。0-0の緊迫したゲーム展開の中、64分に青山、75分にエミル、82分のレアンドロ ペレイラと確実に得点を狙いにきた選手交代。G大阪も、渡邊千真、井手口陽介、鈴木雄斗ときっちり交代カードを使って、攻撃陣を入れ替えて得点を奪いにくる。

そんな展開の中生まれた、89分の倉田のゴールは「よく詰めた!」と相手を褒めておく。でも、井林もあそこまでマークに付いていけてたなら、あのGK前のシーンでは“キーパーがファンブルするかもしれない”と予測して、相手より先にボールに触れてゴールラインに逃れることもできたと思う。“もったいない”という思いもゼロではない。

92分のゴールは、直前にリードを許してしまったゲーム最終盤のあの時間帯で、質の高いクロスを上げた森島と、打点の高いヘディングで角度のないところから逆サイドギリギリのコースを狙い、決め切ったL・ペレイラをただ尊敬する。

 

G大阪からすると、2試合連続して追いつかれての引き分け。

こういうときに“なぜこういう展開になるのか”を分析して、次の試合に向けて勝つための対策を練る。そして、次の試合で対策を実行する。そこから、どんな結果が得られるのか。“どうやったら勝てるのか”を考えながら、サッカーを見れるようになったら面白いと思う。

 

 

次節 08/17(土) 19:00 FC東京戦(A)

 

【memo】今日の試合で頭に残ったシーン

・8分 G大阪 宇佐美の相手のタイミングをずらす間合い(← ゴール前のシュートチャンスで、前に相手に立たれても上手く交わしてシュートを打てるといい)

・11分 広島 井林のミスからのあわや失点シーン

・13分 G大阪 矢島からの浮き球パスで福田が抜け出す(神戸戦でもあったが、矢島からのフィードには注意、矢島はゴール前でもミドルが狙えそう、キックが上手そう、というか矢島って元浦和のあの矢島か)

・24分 広島 相手のパス回しに、ボランチ稲垣が徐々に引きずり出され、スペースを作られ、そこを突かれる

・27分 広島 左サイド柏、森島でスペースを上手く使って、シュートまでいったシーン(攻め込まれていてもこういう攻撃で点を取れれば、試合を優位に進められる)

・29分 G大阪 宇佐美のインサイドキックの強いシュート(← インステップだとふかしてしまいそうなシーンだがきっちり枠を狙ってくる、宇佐美はシュートをふかすシーンが少なそう)

・83分 広島 L・ペレイラ投入からの4-4-2

・83分 広島 ドグも前を向いてボールを持ったら、仕掛けてくれる(← 今日のドグは、前半は上手く収めきれず、後半はもう少し自分でもいってくれればなと思っていたので、このシーンが気になった)

・86分 広島 右サイドよりの青山からダイレクトのアーリークロス(あれをワンタッチでゴール方向に合わせられれば、得点になりそう)

・87分 広島 途中交代の井手口に当たり負けしない森島の強さ

G大阪 34福田 テクニックありそう

・広島 14森島とG大阪 27高尾の関係

G大阪も選手が大分入れ替わった印象(ユニなしだと、顔と名前が一致するのが宇佐美、アデミウソン、倉田、三浦、東口ぐらい。。。)

・宇佐美、アデミウソンがゴール前でボールを持った時の、“シュートを打ってきそう、ゴールを奪われるかも”というイメージ(← ドグには、そういうイメージがまだ持てない)

・渡というカードの使い方をどうする?(← 渡まで出て行ったらどうしよう、おそらくミッドウィークの天皇杯では出番があると思う、思いっきりアピールして欲しい)