個人的に、今週はいろいろ考えさせられることが多かった1週間だった。
仕事で久しぶりに外出したり、
世界遺産を失った出来事だったり、
会社の先輩の突然の退職の知らせだったり、
名女優さんの訃報だったり、
いつも行っている床屋さんのお母さんが緊急入院した話であったり、
会社で一人夜遅くまで報告書を書いていたり。
そんな1週間だったけど、
未来の自分のために記録を記事として残しておくなら、
『言葉には温度がある』という言葉に出会ったこと、
かなと思う。
今週職場で、“人権”に関する勉強会があった。
パワハラ、セクハラ、マタハラなど、ハラスメントに関する講習だった。
その中で出てきた、“言葉には温度がある”という説明。
“言葉は、受け取る相手にとって冷たすぎず、熱すぎず、適温で届けましょう”
この話が、僕の心に響いた。
僕は、思ったことをすぐに口に出すタイプ。
もちろん、自分には相手を侮辱したり、傷つける意思はまったくない。
でもよく、『言葉にトゲがあるね~』と言われる。
当たり前といえば当たり前なんだけど、
“相手の気持ちを考える”
これが難しい。
だって、自分以外の気持ちなんて考えても100%分からない。
考えすぎても、コミュニケーションは上手くいかない。
相手と適切な距離で、お互いが理解しあうのが大事。
職場関係も、友人関係も、恋愛関係も、家族関係も。
“言葉を選んで話す”ということもやっていかないとなと感じさせられる勉強会だった。
“言葉”って便利でもあるし、怖いものでもある。
僕が好きなコナンの中にも、言葉に関する“名言”がある。
一度口に出しちまった言葉はもう元には戻せない。
言葉は刃物。
使い方を間違えると厄介な凶器になる。
言葉のすれ違いで、一生の友達を失うこともある。
一度すれ違ったら、2度と会えなくなってしまうかもしれないぞ。
方言は言葉につけたアクセサリー。
外したければ外してもいいけど捨てちゃダメ。
それにはあなたがそこで育ったという大切なメッセージが刻まれているのだから。
そんな“言葉”に僕は、力をもらっている。