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僕が“人から言われたことを言われたとおりにやる”ことができない新入社員だった話

こんにちは、takです。

日常生活で人から指示を受けること、あるいは質問されることがあると思います。

例えば、歯医者さんで「ちょっと口を開けてください」と指示されたり、コンビニで「お箸とスプーン、どちらがいいですか」と質問されたりします。指示をする・受ける質問する・されるは人とのコミュニケーションの一部です。

サラリーマンは日々職場で、上司や同僚、部下とコミュニケーションを取って仕事を進めています。もちろん、僕も例外ではありません。

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6月も中盤になり、今年の新入社員もそろそろ職場に慣れてきた時期だと思います。

さて、新入社員のころの僕はというと“人から言われたことを言われたとおりにやる、相手から聞かれていることに答える”ことができないちょっとした問題児でした。(この年になった今でも、たまに上司に注意されます…)

このうち“人から言われたことを言われたとおりにやる”ことができなかった自分を振り返ってみたとき、次のことが苦手であることに原因があったのではないかと考えています。

  • 相手の指示を聞き入れること
  • 相手の指示を理解すること

指示を実行に移す前に、そもそもこの2つが出来ていなかったのではないかと自己分析しています。

2つめの“相手の指示を理解すること”に関しては、経験や知識も関係してくるので今回の記事では触れないでおきます。

今回は、なぜ“相手の指示を聞き入れること”が出来ていなかったかを少しだけ振り返ってみたいと思います。

 

 素直な心で相手の話を聞き入れる

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僕は当時面倒を見ていただいた上司に、『守破離』という言葉を教えられました。

僕なりの理解はこうです。

  • 守(まもる) … “型”を身に着ける
  • 破(やぶる) … 自分の“型”を探す・見つける
  • 離(はなれる) … 自分の“型”を磨いていく

 

“型”を身に着ける

何事においても、まずは基本を身に着けることからです。良くも悪くも日本人らしい考えですが、僕はだいたい世の中の事には“”というものが存在していると思います。「いやいや、これは前例がないから“型”なんてないよ」と感じることもありますが、“前例がないからこそ、前提を疑う”ことをしています。なにかしらの型が存在するのではないかと思っています。

 

自分の“型”を探す・見つける

型破り”という言葉がありますが、“”があるから破れるんです。いきなり“型破り”なことをしてはいけません。まずは“型”を身に着けてから、その基本的な“型”を自分仕様に変えていきます。

 

自分の“型”を磨いていく

自分の“型”が見つかった後は、その自分の“型”を磨いていく地道な作業です。

 

新入社員の頃の僕は、この“”の部分をおろそかにしていて、“人の真似をするなんてかっこ悪い、個性を出したい!”としか考えていませんでした。

“結果が出せればいいんでしょ”という自分勝手な考えで、いきなり自分のやり方でやろうとしていて、相手の指示を素直に聞き入れていませんでした。

(言われたやり方じゃなくて、自分のやり方が正しいということも大いにありうるとは思いますが、)やり方を間違っていたら、結果なんて出ません。

“人の真似はかっこ悪い”と周りの目を気にして、“自分なら出来る!”という変な自信を持っていたんだと思います。

しくじり先生に出演するなら、この話をしたいです 笑

 

今は、新しいことをやるときにはまず人の真似をする(“型”を当てはめてみる)ようにしています。でも、単に真似するだけではなくて、“自分の頭でも考えて”真似をします。そして、周りと『報連相』しながら軌道修正を繰り返しながら作業を進めるようにしています。

(もしかして、そもそも『守破離』も『報連相』という考え方もおっさん的思考!?)

 

僕も人生まだまだ勉強中の身ですが、新入社員のときに上司から教わった『守破離』という考え方は立場・年齢関係なく、新しいことを始めるときは大事なことだと感じています。生活環境が変わったり、職場が変わって仕事内容が変わった時にも、この言葉を思い出すようにしています。

ブログに関しては“守”の段階で、“型”を勉強中です。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。