この本を読み終わりました。
相沢沙呼著
物語の概要
推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出会う。
彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。
しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。
一方、巷では姿なき連続殺人樹が人々を脅かしていた。
一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。
だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていたー。
- 本書そで より -
ちなみに、『medium[メディウム]』とは霊媒のことで、神様や死んだ人の魂と意思を通じあい、それを人に伝えることができると信じられている人のこと。
僕は霊に興味があるわけでも、信じているわけでもないですが、カバーの絵に惹かれて、いわゆるジャケ買いしました。
4話で構成されていて、1話目、2話目は“なるほど、こういうストーリーか”と読み進めていました。ですが、3話目にもなると同じような話の流れで“これ、どんな結末にになるんかな?”と、ドキドキやワクワクとは違う、なんか“心配”に近いような感覚で読み進めました。
ですが、4話目は、、、
“そうくるか!”という展開でした(^^;
「どんでん返し」というやつです
表紙の翡翠の表情にも納得です
本は、“自分好みではないかなぁ”って感じたら、最後まで読まなくてもいいと思っていますが、この本は最後まで読んでみて、面白さが感じられると思います。
推理小説が好きな人は、是非。
📖📚📖📚📖📚📖📚📖📚📖📚📖📚
推理系、ミステリー系の小説を読んでいて“そういうことか💡”や“そうくるか!”となる、あの感覚は好きですが、人が殺されるミステリーは、個人的には“ちょっとなぁ…”という感じは少しあります。
寝る前の読書には向かない気がしました
「このジャンルの小説が好き。」と言えるほど読書をしていないのですが、ここ数年で読んだ小説でいえば、逸木裕さんの『虹を待つ彼女』、住野よるさんの『また、同じ夢を見ていた』や越谷オサムさんの『陽だまりの彼女』は面白かった記憶があります。
![虹を待つ彼女 (角川文庫) [ 逸木 裕 ] 虹を待つ彼女 (角川文庫) [ 逸木 裕 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0368/9784041080368.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 792 円
- 楽天で詳細を見る
![また、同じ夢を見ていた [ 住野よる ] また、同じ夢を見ていた [ 住野よる ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1252/9784575521252.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 722 円
- 楽天で詳細を見る
![陽だまりの彼女 (新潮文庫) [ 越谷オサム ] 陽だまりの彼女 (新潮文庫) [ 越谷オサム ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3616/9784101353616.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 649 円
- 楽天で詳細を見る
また、中学生か高校生のときに、朝の読書の時間に読んだ『アルジャーノンに花束を』も面白かったです。
また面白い物語に出会えるといいな。